鳥またぎ米

昭和初期まで、新潟のお米はまずいと評判で、鳥さえも見向きしないので、「鳥またぎ米」と呼ばれていました。
その後、品種改良により、昭和31(1956)年にコシヒカリが誕生して、うまい米になっていきました。

なぜまずかった?

低湿地帯のため、水田は一年中、水に浸かり、水分を過剰に含んでいました。
さらに、晩生が多く、収穫期が秋の長雨と重なり、十分乾燥できませんでした。
その結果、水分が多い軟米となり、腐りやすく、品質の悪い米になりました。