だいこん舟

古町(新潟市中央区)には「堀」のつく通りがたくさんあります。その通りは水上交通が主流だった時代、水が流れる堀になっていました。
当時、冬が近づく頃、近隣の村から大根をいっぱい積んだ舟が集まってきて、それが風物詩になっていたそうです。

昭和になると、自動車の交通量が増え、交通運輸の中心が水路から道路へ移り、1964年の新潟国体までには、すべての堀が埋め立てられました。